サテン組織による光沢とフィブリル感が特徴です。
緯糸のポリウレタンを芯に入れた二層構造糸CSY(Core Spun Yarn)はキックバックに優れています。
レーヨンの一種でパルプを原料とした半合成セルロース繊維であるモダールは、水に触れても毛羽が立ちにくく非常にソフトな肌触りであり吸放湿性、質感、保温性に特徴があります。
フィブリルとは繊維を構成している微小な組織単位で繊維軸に対して70度くらいの角度でらせん状に配列された状態です。

ジャケットは一重始末ですがジャケットの肝となるショルダー部は2重で構築しています。
パッチポケットは中地縫いにより取り付け、デザイン的にステッチで押さえています。
通常の内ポケットとは別にパッチポケット裏にもポケットを配置。

通常のカジュアルラインの生産工程では到底不可能な時間と技術をもって、立体的なシルエットを構築するオートクチュールに限りなく近いプレタポルテといえます。
まさに113originalマニピュレーションの真骨頂です。
明確なイメージの元に生み出される絶対的クリエーションは、高度な縫製技術を持った職人の匠の技の結晶であり、素材の組成と物性と職人の技術を熟知した上で完成するパターンに加えイメージを完全に理解しパターンを再現する高度な技術があるからこそ113orignalマニピュレーションは完結します。

素材
キュプラ57％　レーヨン39％　ポリウレタン4％